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2016年3月18日金曜日

第5回「So What/Miles Davis」でモード・ジャズを弾いてみよう!〜Dorianの世界!〜

こんにちは。ギタリスト・ウクレレプレイヤーの出葉広貴です。

今回は「So What」でモード・ジャズの五回目!
Dorianの特徴に着目してアドリブを弾いてみましょう!

(画像はAmazonへのリンクです。)


アドリブ・ソロを弾いてみよう!〜その2"Dorianの世界を表現しよう!"
前回はコードトーン・アルペジオを用いたアドリブについてご説明しました。
コードトーンを使用したアドリブだと、どの音も安定感がありますね。
今回はそこからワンステップ!Dorianの世界を表現してみましょう!

"Dorianの世界を表現する"というのは、具体的にどういうことかというと、"Dorianの特徴的な音を弾く"ということです。
Dorianと同じく、マイナーの性質を持つ他のモードと構成音を比べてみましょう。

Dorian
1, 2, -3, 4, 5, 6, -7

Phrygian
1, -2, -3, 4, 5, -6, -7

Aeolian(=Natural Minor Scale)
1, 2, -3, 4, 5, -6, -7

Locrian
1, -2, -3, 4, -5, -6, -7

Dorianだけ6番目の音がナチュラルですよね。
これらのモードの中から、マイルス・デイビスがDorianを選んだのは、この第6音にあるのではないでしょうか。

このスケールの中の特徴的な音を、"特性音"といいます。
特性音を多めに弾いたり、ロングトーンで弾くことによって、「このモードで演奏していますよ!」と明示することができるのですね。


Dorianの特性音は第6音。
なので、前回学んだコードトーン・アルペジオと合わせて、

1, -3, 5, 6, -7

を中心にアドリブを構成していくと、Dorianの世界を感じさせつつ、Dm7を弾くことができるわけです。
もちろん、2, 4を弾いても全く問題ありません。
纏まりのある演奏をするために、1, -3, 5, 6, -7を中心に音を選んでもらえればと思います。

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