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2016年2月29日月曜日

第1回「So What/Miles Davis」でモード・ジャズを弾いてみよう!〜モード・ジャズってなに?〜

こんにちは。ギタリスト・ウクレレプレイヤーの出葉広貴です。
モード・ジャズの名曲、マイルス・デイビス「ソー・ホワット」を題材に、ドリアンモードの使い方をご説明します!

モード・ジャズとは?

モード・ジャズとは、教会旋法(チャーチ・モード)を用いて演奏されるジャズのこと。
モード・ジャズが登場する以前のジャズ(ビバップ)は、コード進行とコードトーンに基づくアドリブ・ソロで演奏されていました。
明確に使用できる音が設定されている弊害として、使用できる音が限られており、奏者が自由な演奏を行うのは難しい状態でもあったのです。

そこで登場したのがモード・ジャズ!
ビバップはコード進行から使用できる音を抽出するのに対し、モード・ジャズは先に使用するスケールを決めて、そこから楽曲を構成していくスタイルなので、コード、ソロにおいて、格段に自由になりました。
なお、ビバップとの差別化を図るため、ドミナント・モーションを避けるのも特徴です。


今回の題材「So What/Miles Davis」について

(画像はAmazonへのリンクです。)

「So What」はMiles Davisが1959年に発表したアルバム「Kind of Blue」に収録されている楽曲。
Miles Davisが以前より取り組んでいたモード・ジャズが完成した楽曲であり、今日でもモード・ジャズを学ぶ上で外すことはできない作品といえるでしょう。
DドリアンとEbドリアンを用いたシンプルな構成なので、モード・ジャズの入り口としてチャーチ・モードに親しむにはもってこいな楽曲です。


まずはチャーチ・モードについて学ぼう!

チャーチモードとは、中世ヨーロッパで使用された音階のことで「メジャースケール(Major Scale)=アイオニアン(Ionian)」を基準に、アイオニアンから派生する6つのモードのことをいいます。
以前の記事にてチャーチ・モードについてまとめていますので、チャーチ・モードについて詳しく知りたい方は、まずそちらをご覧ください!

チャーチモード(Church Mode)について〜その1〜
チャーチモード(Church Mode)について〜その2〜
チャーチモード(Church Mode)について〜その3〜

次回はDorianについて詳しく解説していきます!

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